2019年07月22日

ろくえもん...いつまで...

昨日は午後4時近くに参議院選の投票に行った。いつも期日前投票で済ませることが多いのだが
前回期日に投票所に行くと、以前と違いスリッパに履き替える必要のないように入口から投票箱まで
敷物が敷かれていて入口が込み合うことも無かったから、次回からは期日にと思った事だった。

会場の入り口近くで私をじっと見つめているおばあさんがいるのだった。
「あれっ、見覚えのある方、誰だったかしら?」息子さんに手を引かれて...
かるく会釈をすると、向こうも思い出したように
「あんたさん、ろくえもんさんの娘さんじゃあないですかね?」と言われ、直ぐには返事も出来ず
「ええ、そうですが...」
「やっぱりそうですかね、大阪から帰ってこられたですかね?」
「はい、でも50年も前のことです」
「そう〜ですかね、お父さんにそっくりで、すぐわかったですよう、私も今年94才になるですよ
生きている以上選挙にゃあ、いかにゃあならんと思って来たですに...」
「それはそれは、お元気でなよりです...ごめんください」

「...誰でしたっけ?」今朝になって婿養子であった父と同郷の方であることを思い出せてスッキリしたのだった。
そせにしても「ろくえもん」は末っ子の私は勿論のこと長姉も長男も顔も知らないという先祖の名前であり
父を遡ること7代も昔の先祖なのに...曾祖父の名は「六衛」だと母からは聞いていて、少しは馴染みもあり
ここに暮すことになった当初には「六衛さんの〇野さん」とよばれたものだったが「ろくえもん」には甚だ驚いた。
今年88才になった姉に告げると「ああ、それはおせきさんでしよう、おせきさんならろくえもんさんっていうでしょう
私達はいつもろくえもんさんの娘だったから」と言うのだった。

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早くも玄関わきの秋海棠が咲きだした。「お母さん、知ってる?秋海棠が咲いたよ」亡夫の声が甦る。

雨俄か秋海棠の紅散らす      ふきのとう




posted by ふきのとう at 10:24| Comment(1) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年07月20日

追記...全て(パクリ)ではない

後ろめたい言い訳をする。
下記の手提げの刺繍、市販品とはいえ全てを俗にいう(パクリ)するには図々しい私としても製作者に対して
些かの心も痛みと後ろめたさもある。元々は何も付いていなかった髪の三つ編みのリボン、ポケットやブーツ
などにアップリケをし、私なりの工夫を施してみた。

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以上究極のいい訳をする。

辻つまの合わぬ言い訳ソーダ水     ふきのとう
posted by ふきのとう at 05:27| Comment(8) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年07月18日

針仕事...手提げを縫う

雑貨店で販売されている手提げやポーチの素材と同じものをたくさん頂いた。そのままおいても勿体ないと思い
昨年大変お世話になった花巻の姪3人に手提げを縫ってみた。今の若い人たちは果たして手提げなと持ち歩く
ことが有るかしらと思いつつ。

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ひとつだけ色目も淡いがこれは色じろの甥の奥さんに、2つは姪それぞれに選んでもらおうと思う。

そして、未だ20代の姪孫には簡単な刺繍をあしらった小振りな手提げ、お弁当入れにしてもらうつもりで...
先日街で見かけ手帳に写してきたものを思い出しながら私なりに図案化してみた。
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全面の刺繍よりもこういった刺繍が若い世代には向いているようなので真似て見た。アウトライン
だけのシンプルな刺し方だが、いつもの癖で針目が揃い過ぎてほのぼの感に欠ける、販売されていた
物はもう少しアバウトに刺してあったように思う。過日の遊び着と共に明日送るつもりでいる。

梅雨灯し色の綾なす刺しゅう糸      ふきのとう

追記
販売されていた作品全てを真似するのは俗に言われる(パクリ)はわたしの心も痛みますので
ポケット、、ブーツ、リボンは私のアイディアです。
posted by ふきのとう at 17:57| Comment(10) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年07月16日

コクサッキーA16群...手足口病

昨日のことは疎か、今朝の出来事の詳細を忘れてしまうことも度々あるのにメモもしてないのに半世紀も
昔のことを克明に覚えているのは不思議でならない。最近テレビやラジオニュースで多く耳にする今話題の
手足口病だが、昭和45年8月の日曜日、当時1歳9か月だった娘が夕刻、突然発熱、そのうち手足に
赤い発疹が表れ、熱も出始めた。小児科の当番医は家からだいぶ離れたた富田林の小児科医を探し当て
タクシーで駆けつけた。

如何にも小児科医といった中年の医師は娘を診るなり
「おお、おお、とうとう来ちゃったんやな」といい
「万博もいいんやけどこないな病原菌もはこんで来てしまうんやね」とも言った。
泣きじゃっくりの止まない娘に
「先せがついとるんやから大丈夫や、ほ〜らっ、ああ〜んして見せて、そうやそうやおりこうはんやな〜あ」
「お母さん、万博に行かはったんはいつ?」
「先週の土曜日です」
「やっぱりな、1週間から長ければ20日間ぐらいの潜伏期間がありますのや、早ように来て良かった、ほっといたら
命取りになる場合もありますのや、病名は手足口病、コクサッキーA16群、言いますねん。できる限り清潔にして
安静にしとらんとね、お口にも発疹ができとるから、暫くは食欲もあらへんと思うけど心配要らへんからね、いい
お薬出しとくから。高槻ね、遠いところからよう来はってほんまにご苦労さん、お母さん頑張ってな、困った時は
遠慮せんと夜中でもいつでもかまへんから来るんやよ!」医師の優しさに思わず涙した私を励ましてくれた。

万博がもたらした、小児の病気であると告げられたのだった。思い掛けない出来事に夫も私もおたおたしたこと
冷蔵庫の製氷だけでは不安で、夫は馴染の喫茶店で氷を分けて貰ったり、まんじりともせず夜が明けたのだった。
大事には至らず娘は回復したのだったが今朝ラジオを聴きながら、あの日の出来事を想い出したのだった。

私の宝物のオルゴール、蓋を開けると「モルダウ」の曲が流れる。
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梅雨寒の音色かそけきオルゴール    ふきのとう 


posted by ふきのとう at 21:32| Comment(10) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

笑点...静岡公演

「お早うございます。昨日は「笑点」を観てきました。久しぶりに大笑いしました。小遊三さんは相変わらず
際どいお話、好楽さんは見ての通りのお人よし、木久扇さんは例の「いや〜ンばかン〜」を披露、三平さんは
若々しくて、円楽さんは少し声量が落ちたように感じました。たい平さんはとてもエネルギッシュでしたよ」
今朝、遺影に向かって昨日の報告をする。

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昨日は民放テレビ局の40週記念公演「笑点」が市内の文化会館であり、25.000通の応募はがきの
中から娘の応募葉書が当選、当選はがき1枚につき2人の入場が可能なのだが、娘の家族はそれぞれに
予定があり好運のお鉢が私に回って来たのだった。会場の入口は既に長蛇の列であったがその列の尾に
付き座席指定券を頂いてからデパートで昼食、その後12:30〜3:00まで存分に楽しんだ。

高座の背景には三保の松原と富士山、県花の躑躅が描かれ縁取りには急須の連続模様も施されていて
静岡らしい創意だった。最初に司会者の春風亭昇太さん自ら結婚報告、会場は拍手で沸きに沸いた。
その後古典落語「看板のピン」を好演、私は柳家小さん師匠の「看板のピン」は夫の付き合いで何べんも
聴いているが若手の落語家の噺は初めて聴いたのだった。テレビの笑点以外ではラジオでの昇太さん
しか知らないのでこの古典落語には聴きほれてしまった。大喜利はいつも見ている笑点とあまり変わり
なかったが若手の林家三平さんは噺家の正攻法を捉えているように思えて好感が持てたが他のメンバー
からは「解答が面白くない」と言われているらしいと娘から聞いた。大喜利にも近頃流行の「笑い」が
求められているのだろうか。テレビ放送は8月4日、11日に予定されているようだ。

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ゲストの3人組カンカラのコントも絶妙、テンダーラの漫才も、歯切れの良い掛け合いで実に愉快だった。
こんなに真剣に笑ったのは何年ぶりのことだろうか。
パルシェでお茶を飲みながら「お父さんに見せたかったわね...」母娘の偽りない感想であった。

*結婚して間もない頃に始まった番組、私はあまり興味もなく、夕飯の支度をする時間でもあった。
 「面白い番組だからご飯は少し遅れてもいいから観れば」と夫は言うのだったが、当時の私はこの
 番組をあまり好まなかった。それががいつの間にか「そろそろ時間ね」と思うようになったのだった。



posted by ふきのとう at 11:24| Comment(8) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

雨もまた好き...気ままな私

「青空が見たい」などと言ったのはつい先日のこと、今日はミシンを踏みたいと思っていたから雨の日を
無心に針仕事、予定では自分のブラウスを縫うつもりでいたが、急遽豆しぼりの手拭を使って、甥孫の
子たち3人の遊び着を縫った。町内会で一昨年まで配られた手拭を使い切ることが出来た。
昨年も同じものを縫ったのだが幼児の成長は早いから、少し大き目に縫う。周りに幼児を見ることも無く
最近は働く女性が多く保育施設に行っている児も多いからかマーケットなどで幼児を見かけることも
少なくなったような気がする。土曜日曜の買い物を避けているからかも知れない。そんな訳であくまでも
想像のサイズになってしまったが果たして...。

昨年は手拭を横にして何とか着丈も足りたが今年はそうはゆかないから縦に使う。従って「祭」文字も
横になってしまうため「祭」の字を切り嵌めに。
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手拭の半分が豆しぼり、社名は上着で隠れてくれるだろう。広幅のゴムを買わなくては。
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こちらは前、一応胸ポケットも付けてある。すっぽり被るつもりが襟ぐりが少し狭かったから肩を釦にする。
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 後ろ、2歳児で身丈も短くて良いから横布に、従がって切り嵌めよりも「祭」の文字が綺麗だ。
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一昨年に会って以来、写真では見ることが出来たけれど、幼児の身長は写真だけではつかめない。
大きすぎることはあっても小さくて間に合わないことは無いと思っている。

父と子の故郷ちがふ祭り笛      ふきのとう
posted by ふきのとう at 16:38| Comment(6) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

ピーマンの梅肉味 

ご近所から沢山頂いたピーマン、肉詰めや青椒肉絲、酢豚それ以外に調理法の浮かばない私。
今朝は千切りにして炒め、味付けを梅肉と僅かな醤油で試してみた。
「これは旨い、食欲をそそる味!」勿論好みもあるが私的にはとても口に合い、朝食も進む。
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玄米飯ともとても相性が好い。
今朝は草食系?の食事、三食の殆んどは魚を主にした献立で、2人の時は勿論今も変わっていない。
静と動の夫婦であったが食べ物の好みは同一と言って過言ではなかったから、食事の時間は実に楽しかった。
2人子どもたちが家に居た頃、特に中学生のころには肉料理もよく作ったが、2人暮らしになってからは
魚中心の食卓に戻ったのだった。
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今朝は味噌汁も作らず草食ならぬ粗食と相成った。それでも私の胃の腑はすこぶるご機嫌だ。
過日徒ならぬ話を耳にした。
「女房にはほんとに旨い物を食べさせてもらったって『今日はどんな料理が出てくるのだろうと思うと
 家で食べる夕飯が楽しみでね』ってしみじみ言ったのよ」
「あら、『食べさせてもらった』って過去形じゃない!」
「そう、あの時はご主人、相当な覚悟をしてたみたいよっ!」
「ああ、そうなの....」
「それからね涙目で、面白いことを言ったのよ、『初めて作る料理が思うように出来ないと何べんも同じ料理を
 食べさせられるのには閉口したね』って...」
「そうそう、そうだったのよ!捨てるのは勿体ないから結局は家族が犠牲になっちゃったのね」

上記は過日句友のお宅で聞いた初耳な話、カテーテルのアクシデントに依り、言語喪失、左半身麻痺に
罹ってしまった日の待合室に、駆け付けてくれた友人との会話だったと言う。
美味しいと聞けばどこにも連れて行ってくれたからその成果を果たすにはひたすら料理をするしかなかった。
仕事関係者との食事や出張先で美味しい物を食べた時はメモも忘れなかったこと、可能な限り同じ店に
連れて行ってもらった。

結婚前花巻の生家を始めて訪れた時
「ねえ、私の部屋を見せてあげるから来て」と高校生だった夫の姪が言った。
言われるままに就いていくと、いい意味の質問攻めにあい、最後にこう言ったのだった。
「おばちゃん、叔父ちゃんと結婚すると大変だよっ!おばあちゃんはとってもお料理が上手だから」
結婚する実感のない私は言われた言葉は今も覚えているが当時は重く受け止めはしなかった様に思う。
そんな話を過日姪に話たら
「あらっ、私、そんな余計なこと言ったかしら、覚えていないわ〜ぁ」と言うのだった。
いえいえ、お蔭様で力及ばずではあるが、私なりの懸命で彼の胃の腑を満たすことが出来たと思っている。
今日はこれからフレンチスリーブのブラウスを縫う予定でいる。

妻がまた引く横車文字摺草     ふきのとうの夫

* 掲載句はブログを書き終えたと同時に記す句であり脈絡のない句ばかりですが
  時として句会に投句出来る句も有ったりしますがそんな程度とご覧くださいまして。
  勿論既成の句は滅裂でありましても、私の中の秀句と自負しています。はいっ!もうひとつ!
posted by ふきのとう at 10:38| Comment(8) | 俳句 | 更新情報をチェックする