2018年06月19日

ただいま、午前5時45分です

                       早朝の我が家
起床時間は4時半だったが、湯を沸かし、供花の水を替えたり、毎週月曜日と決めている
仏壇の丁寧掃除?、お茶を淹れて、夫に話しかけて.....
先程まで、快晴だったのに、なにやら雲行きも怪しい...それでも、今の時期の水田の写真を撮ろうと
自転車で走る。どこから見ても我が家は水の中。

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我が家の東側を流れる疏水、水も豊かにやがて豊穣の秋を迎える
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ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず、淀みに浮かぶうたかたのかつ消えかつ結びて...
夫の愛した「方丈記」そのもの......
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 ぽつぽつ雨の気配、どうやら天気予報どうりの空模様、さあ!ご飯を火に掛けよう!

休耕の田にも水張るあやめ草     ふきのとう
posted by ふきのとう at 06:52| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

静岡、広島、ヒューストン...完

                     そして...
いろいろあって、いよいよ私も「実はね、家出だったのよ!」と告白をする。
宿題に疲れ果てた私が家出した翌日、娘を連れてバス停にいた夫と、ヒューストンは出会い
泣きじゃくりをしている娘に「お母さんはどうしたの?」と尋ねると「急用で朝早く出掛けたもんですから...」
と夫は言ったと言う。「不自然だなと思ったわ、ところで何日間の家出だったの?」
「一晩だけよ」「まっ!家出には違いないけど...疲れが溜まってたのね、私か広島の家に来ればよかったのに」
「連れ戻されたらしゃくじゃない...しかも、お説教付で」大笑いした。
「そう言えば、かくれんぼして、ご主人が喫茶店へ珈琲を飲みに行っちゃたって話、今でも友人に話すと
大うけするのよっ!」
「おんなじよ!特に殿方には大うけよっ!」とヒューストンは真顔で言った。
結婚した翌年のゴールデンウィークの最終日、なにも計画が無く「かくれんぼ」でもしようということになった。
住まいが農家の離れ、凹凸の多い間取りであり、玄関や風呂場、台所も広く、隠れる場所が比較的多かった。
その昔「かくれんぼの名人」だったと言う私の話を知っている夫は、私の誘いに仕方なく、応じたと思う。
洋服ダンスに隠れたり、隠れ方は私が断然上手だったが、ある日夫は、家を抜け出して、結婚前から
行っていた喫茶店に隠れた?のだった。
根負けして「そのうち出て来るだろうと」と思ったが、夫が出てきたのは2、3時間後のこと。
悪知恵の発達している割には、こんな時「ほったらかして、知り合いの家にでも...」という、発想をどうして
持たなかったのだろう、今の私であれば容易いことだ。
然るに、私のabnormalは夫に害された部分も多いのかも知れないと、帰りの新幹線の中で思ったのだった。

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  結婚前、夫から届いた概略の間取り図

梅雨の日の遊び上手を褒められて      ふきのとう


posted by ふきのとう at 11:05| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月16日

続...静岡、広島、ヒューストン

                  カミングアウト
広島の友人、色白であることも、上品なことも変わりないのだが、思いの他、お年を召したと
自分のことをさておき思った。
「私、主人より5歳年上なのよ、結婚するのにほんと、苦労したのよ!」と、広島、まさか!?。
私の娘より1歳上の男の子のお母さんで、大阪時代、清潔なお洒落をしていて、そんなことは
微塵も感じなかった。
「主人が未だ学生だったから、共働きだったのよ、あの頃...」ヒューストンが言った。
アメリカ人の夫は、阪大の修士課程に身をおき、やりくりも大変だったと言ったが、当時そのように
見受けなかった。
日本には特別な思いもあるが、子どももいないから、この先もヒューストンで終わりたいと言う。
広島はその後に生まれたお嬢さんが、神戸に嫁いでいて「どちらかが、1人になったら神戸だわ」と言った。
「そうそう、あなた、ご主人の宿題、頑張ってたわね〜え、トイレをお借りした時、冷蔵庫に貼ってあってびっくり!」
「私達なら離婚だわってお宅から帰る時言ったわよね!」
「いった、いった!」
「...私も若かったからできたのよ...離婚だなんて考えなかったわね、 そのことを除けば、なんてこともなかったのよ」
「飲まないから、美味しいものを作れば喜んでくれて楽な人よ、って良く言ってたのも覚えてるわ」
「ねえ、独りになって...でもご実家の近くでしょ、この先もずう〜っとなの」
「そうね、娘は、あちらのご両親と同居だし、息子はいつでも来て、でも犬と一緒の部屋だっていうのよ!それは
ご免だから、今の家で終われば嬉しいけど...考えて始まるものじゃないわ」
「そろそろ、時間よ」ホテルをでて、ヒューストンの予約してくれた、鱧料理店へ、久しぶりに人込みを歩いた。
こじんまりした料亭の一室、申し合わせたかのように、それまでの老後の話ではなく、大阪時代の、思い出話に
浸り、、泣いて笑って食べての3時間、ヒューストンの知人のお店であったから、心身ともに優遇された。

鱧の皮船場なまりの懐かしく       ふきのとう

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posted by ふきのとう at 08:53| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

ズボンを穿かない石頭

                   似たもの夫婦の石頭
パンツと言う言葉が私の脳内で、右往左往するのだ。
ズボン、パンツ、ズロースって、いったい何語、フランス語かしら?ズボン→スラックスぐらいは理解する。
パンツは裾にゴムの無い男の下着そう、ブリーフとも言う事は理解する。
ズロースは裾にゴムの入った女子の下着、今はショーツ、あるいはパンティとも言うことも解る。
そんなことで、石頭の持ち主は、未だに「ズボン」と言い「パンツ」とは言わない。
さて、私がズボンを着用しない理由
その1...極めて短足であること。
その2...行儀が悪いので、正座を崩したときの膝頭をカバーするため
その3...暑がりのため、特に夏の暑さに閉口するから
その4...未だに「リボン」に憧れ「ふんわりスカートが」大好き
その5...手洗いが短時間で済み、裾を気にしなくてよい
極め付きの理由は「女はスカートに決まっている、男には穿けない、女の特権じゃないか」
と夫に言われていたからだ。
私もズボンは苦手であり、趣味であった登山意外にズボンは穿かないから「あ〜ら、花森安治はどうしてなの?」
なんて、口答えはしない。
「もんぺ」は大好きで草取りなどの時は、絣のもんぺをさながら愛用しているし、短足をいくらかカバーしてくれる
裾にゴムの入ったカーゴズボンは時に穿く。
キュロットスカートも時々、穿くが、手洗いが困難である
タイトなスカートは穿かず、未だにプリーツ、ギャザー、フレヤースカートの愛用者で、ご近所では
「いつもスカートの人」と言われている様だ。ざっとこんな理由だ。

だが、大柄な娘も似合わないのにズボン派、息子の嫁もズボン派、息子の嫁は、すんなりした四肢に
ズボンが良く似合い、「いいなあ〜」と思える。

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灯る家灯らぬ家や黄菅咲く      ふきのとう
posted by ふきのとう at 15:30| Comment(7) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月13日

歳月を経ても

             基本的には変わらない
待ち合わせた新大阪の改札口を出ると、前泊の2人が待っていてくれた。
一瞬「?」と思ったが直ぐに解り、向こうも駆け寄って来てくれて、3人共に、無言で感涙の再会だった。
地下鉄に乗り、ひと先ずホテルに落ち着き、互いに健康で再会の出来たことを祝福した。
夕食は季節の「鱧料理」を頂いた。「私、大阪に暮してはじめて鱧を見たのよ!鰻に似てると思ったわ」
「そう!美味しいけど静岡の鰻はもっと美味しいのよ!て言ったわね」
「言った、言った」と異口同音に2人は言った。
「静岡の人はもう少し、ゆるいかなって思ったけどはっきりした人ね、って、私と〇〇さんの印象だったわ」
「こんなに中間色を持たない人も珍しいと思ったわよねっ!」
「それがかえって、嘘の無い人だって思って、あなたはあの時、〇〇さんと私のこと、どう思ったの?」
「〇〇さんとお会いした時、なんて色の白いお綺麗な方、と言うのが第一印象だったわ」
「△△さんとは〇〇さんの家でお会いしたのが最初だったわね、虫入りの琥珀のペンダントをしてらして」
「凄い!記憶力!あれは母の形見なのよ...今も大切にしてるわ」
「ねえ、いつか聞こうと思ったけど、大阪時代、あんなに流行ったのに、あなたのパンツスタイルを1度も
見た事が無かったし、今日もスカートでしょ!?」
「私も同じこと考えていたの、ほとんどの人がパンタロンを穿いてるのに、あなたは穿かなかった、なぜ?」
「今日も、私たち、あっ!スカート!って言っちゃったのよ」
「ええっ、折角ヒューストンから見えたのに、そんなこと...もったいない...」
「昨日の夜、△△さんと、先ずそのことを聞いてみようって、今日もあなたが、パンツかスカートって賭けたのよ」
「それで、とちらが当たったの?」
「2人とも外れだった、年齢的にもパンツでしょ、て思ってたから」
「お答するのは簡単だけど、問題発言になってもいい?」
「...いいわよ!...聞かせて!」...続く

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 骨切りの音を間近に夏座敷     ふきのとう

posted by ふきのとう at 08:39| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月12日

静岡、広島、ヒューストン

                   47年ぶりの再会
年賀状や、クリスマスカード、年に1〜2度ほどの電話で繋がっている旧友、2人との再会の実現。
そう、私の大阪時代の友人であり、お2人、共に神戸生まれだが、1人は大阪在住10年、広島暮しは
37年、もう1人は大阪暮し7年、ヒューストンには40年、それぞれ暮して、現在に至る。
夫たちの勤め先も、それぞれ異なるが年齢は同じだと思っていた。?
広島の友人から電話があり、もう1人の友人が、テキサス州から来日するから、真ん中で逢いたいと
連絡があり、私が夫を亡くしたことも周知だが、このチャンスを逃したら生涯逢えないと思うから
この際、「思い切って出て来てくれないか」という。
確かに言われる通り、47ねんぶりの大阪行きを決断したのだった。
ホテルの予約、外食先はテキサス州に暮している友人がしてくれていて、広島、静岡は
「参加しただけ」だと、笑い転げたのだった。
話しても、話しても足りない程、話して泣いて、大笑いの2日間だった。 続く......

ハートンホテル西梅田

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 左から、静岡、広島、ヒューストン

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 久闊を叙す高階の鱧づくし  ふきのとう    久闊を叙す昂ぶりの明けやすし  ふきのとう

昨日の今朝、帰りの新幹線での2句、句会までに整えよう。
posted by ふきのとう at 08:55| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

やめました

                     笛吹きケトル

以前。私の留守に夫が湯を沸かしていることを忘れ、空焚き寸前で気付いたと聞き
すぐに引き出物の笛吹きケトルに替えたのだった。
独り暮らしになった今、意識しないでいると「箍」の緩みは止まることを知らない。
「人によりけり」の話ではあるが、緊張感のまるっきり失せてしまった暮らしも困ったものだ。
意識して自分に「枷」を掛けなければ、と思い、以前使用して薬缶の登場となった。

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湯の沸くまでの僅かな時間だが「湯沸しタイム」として夫の遺影と話すことにした。
先日、いらしたフミコさんから「仏様にはお願いはしてはいけない」と教わったから
「あんなこと、こんなこと」の報告だが、とても落ち着く良い時間となった。
立ち読み新聞と並行して、いつまで続くものやら......。

       清晨や湯の沸くまでを籐椅子に       ふきのとう
posted by ふきのとう at 11:50| Comment(7) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする