2015年09月30日

貴重な郵便物

                 通信簿
        先日夫の生家から分厚い郵便物が夫と私宛に届いた。
        その中に夫の小、中、高までの通信簿が入っていた。

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        「國民學校」とあるのがいかめしく重厚だ。中学校の通信簿はイラスト入りでお洒落。
        小学校入学当初120cmの身長が高校では171cm、成人して174cm
        現在は1センチ縮まってしまった。

        何でも築200年の家を改築するらしい、「若い者のすることだから堪忍してほしい」と
        兄嫁の手紙も添えてあり、義父名義の建物を処分するための印鑑がほしいとのこと。
        比類なき律義な兄嫁の手紙に「恐れ入りました」の一言だった。
       
        そう言えば夫の入院中に兄嫁から電話があった。「家を改築するが異論はないだろうか」
        夫に聞いててほしいと言う。「全くありません、夫も同じ返事をすると思います」と答えたのだった。
        ここまで記して、茅葺屋根、やたらと高い天井に吊るしてある電気を消すのに
        手が届かなかったこと。(背の高い家系なのだ)   藁布団が温かかったこと 
        お風呂は別棟にあったから雪の降る庭を歩いて行ったこと、板の間に正座してご飯を
        食べたこと等々が心を過る。花巻弁が妙に懐かしい。
   
        「國民學校」てふ通信簿秋深む     ふきのとう
        
posted by ふきのとう at 19:19| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

名月

                 撮ってもとっても
     昨夜は午前二時頃に起きて煌々と輝く月を観た。
     そして今夕の月、何回か挑戦しても上手く撮れない、全く技量不足の最たるもの。
     伊澤修二作詞、文部省唱歌の「うさぎ」に申し訳ないような気がした。

          夕方6時30分ころ
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          午後8時ころ
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     田を渡る風が苅田の甘い香りを運んでくる。
     小川に架かる橋のたもとに腰かけて名月に浸った、好条件にも拘らず
     句は一考に浮かばないのだ。この際月を観察することに徹した。
     
     かぐや姫降りてきさうな大月夜      ふきのとう
     誂えたような月ある二十五時       ふきのとう
     中天に全き月の午前二時         ふきのとう
     
     
     
posted by ふきのとう at 08:19| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

掛け軸二幅

                秋の設え
       先日、娘の家に一泊させてもらった。
       娘たちは階段で続く離れに、両親は母屋に暮らしていてる。
       寄宿舎から帰省している健も入れて5人家族だから私達は何時ものように母屋に泊めてもらう。
       それまで居間で雑談に耽り、寝る時のこと、床の間に目をやると.....。

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       二幅の書が掛かっていた。近所の子供たちに書道を教えている娘の姑の書だ。
       何とも季節感のある「書」だ。もう一幅は難解で、私には解読できなかったが月を詠んだ書のようだ。
       翌朝、中2の陵に「季節限定の書、今の季節にピッタリ!目に止めておいてね!」と
       言うと、その返事が憎い「日常のことだから」と簡単にあしらわれてしまった。
       私たちの為に、姑が前日掛け替えてくれたと言う。持て成しが嬉しかった。

       月のうさぎ信じて幼眠り落つ     ふきのとう
      
  
posted by ふきのとう at 09:23| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする