2015年10月25日

障子

                 切貼り
       畳の縁に躓いたりすることもしばしば、障子の開け閉めの時の
       不注意もあったりで障子に幾つかの穴を作ってしまった。
       夏は網戸にするため目立たなかったのだがこれから冬にかけて
       最も日当たりのよくなる和室、破ってしまった部分を切り貼りすることに。
       小さな穴も含めて七か所の切り貼りをした。上下の和室に計26本の障子があり
       内4本は雪見障子だから厄介だ。と言うも毎年年末の行事のように夫が貼り替えてくれた。
       今年は体調も気遣って切り貼りで済ませることに。

       DSCF1936.JPG

       白き花散らす切貼り障子かな    ふきのとう
       切り貼りの障子木の影鳥の影    ふきのとう
       切り貼りのそこだけ白し夕障子   ふきのとう
       亡母呼べは応へありそう白障子   ふきのとう
       障子古る影絵の狐鳴きし夜      ふきのとう
       切り貼りて障子三枚整ひぬ     ふきのとう

     * 即吟6句、推敲すれば投句できるや否や.....。
       
posted by ふきのとう at 10:49| Comment(10) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月18日

中学生の俳句

                   お耳汚しな話
     市主催の「富士山少年俳句大会」で大賞を頂いたと言う陵の表彰式が昨日あったようだ。
     大賞についての感想を挨拶文で述べることになり、引率の母親は驚いたようだ。
     以下は陵の原文である。

     このたびの大賞に選んでいただき有難うございました。とてもうれしいです。
     この俳句は母の実家に帰省した時に作った俳句です。**市よりももっと田舎で
     窓の外を見ると田んぼと空しか見えない場所で、座敷に寝転がりながら見たままそのままを
     俳句にしました。
     この五七五には空とつばめしか出てきませんが、ぼくがこの俳句にこめたふる里と言うのは
     ただ単に場所だけではなく、大きな病気をして退院したばかりの祖父がいたり、良くしゃべる
     祖母がいたり、きょうだいや両親もいる風景です。
     この俳句の受賞を回覧板で見た近所のおばさんは東北の空を思い出したと言っていました。
     このように十七文字をもとに、人それぞれいろいろ想像できるのが俳句のおもしろさだと思います。
     先日定期テストの自己反省を書くプリントに反省コメントを五七五で書いてみました。
     たとえば数学は「数学を甘くみてたらこの結果」社会は「誤字多し、知識も多し点低し」
     理科「点数を見ても見ぬふりしたくなり」そして「今回はCが出てきていとかなし」これは英語です。
     これは俳句ではありませんが五七五のリズムを使って限られた文字でありのままをこんなにも
     伝えることができるんだなと自分で自分の十七文字に感心してしまいました。
     今回のように中学生も小学生も俳句を作って、俳句と言うものは誰でも始められる気軽な
     表見方法だと思いますが、逆にいざ俳句を考えてみると知らないことも多く、こんなものも季語かと
    学ぶところも多い俳句ですが、リズム感のある五七五で普段から気持ちを表現してみると俳句も
    上達するかもしれません。
    この受賞を機に俳句をもっと身近なものにして、見たままそのままを表現してみたいと思います。
    有難うございました。
       (想定外の定期テストの反省文には母親も冷や汗ものだったと言う。)

    ここに至る直前「感想を述べなければならないけど、お母さんが俳句をしていること、言っても良い?」
    と娘から打診があったが「添削したと思はれるのは御免だから」と断った。
    受賞句は「ふる里の大きな空につばめくる」だと言う。
    投句前に知らされていたら「類想、類句あり」で投句しないように注意したに違いない。

    選者もそのようなことを仰ったようで、親子共々気にしていたので、選者の選評は最もであるが
    中学生に自分の俳句に類想、類句が有るなど、考える余地もないのだから仕方のないこと。
    選者もそれを踏まえて取り上げてくれたに違いないからと慰めておいた。

    DSCF1843.JPG
    
posted by ふきのとう at 09:01| Comment(14) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月14日

二水会

                小諸吟行句会
       先日の小諸虚子記念館、懐古園、白糸の滝の吟行句会の日。
       吟行翌日から取り掛かり宿題の10句を何とか纏めることが出来た。

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       1 秋冷の日は燦燦と大浅間      
       2 たもとほる小諸与良町秋日和
       3 秋気澄む磨きこまれし鏡石  (懐古園)
       4 秋声や虚子墨痕の一字より
       5 敷石は虚子の歩幅よちちろ虫
       6 差し掛かる信濃や木々の肌冷えて
       7 秋瀑と言ふも水音衰へず
       8 白菊に仄かなる紅虚子旧居
       9 行く秋の欅大樹に耳寄せて
      10 初冬の松の影濃き天守台   (懐古園)

        2の句、下五の秋日和を「秋うらら」に、4の句の上五は秋声より「秋の声」に
        6の句の上五の差し掛かるを「これよりは」にした方が良いとの指摘あり。
        苦手な吟行句、それぞれに納得の点数を得て無事終了(ふぅ〜ぅ)。
       
posted by ふきのとう at 20:10| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする