2016年04月23日

古い物

                 そして昨日
      出来上がったら今の季節にちょうど良い、薄手のニット素材で簡単な上着を縫った。
      袖ぐりとバストダーツ以外は前後が同じだから、今はやりの簡単ソーイングだ。
      仕付をする時「そう、これも古い物、何年経つかしら?」」と独り言。

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      実家の甥が新婚旅行で京都を旅した時のお土産だ。
      彼が小学生の頃、私は不本意ながら(母の勧めで嫌々ながら)近くの寺に和裁を習いに行っていたこと
      晩年の母(彼には祖母)は和裁を生業にしていたこともあって、 針がとても身近だったからだろう。      
      彼は当時流行の海外へは行かず、京都の老舗旅館、俵屋、炭屋、柊屋に
      社長の口利きで宿泊、京都を満喫したのだった。みやげ話は本当に楽しかった。 
      その甥も、今年退職を迎えると言う。

      窓若葉かざして透かす針の針穴     ふきのとう

      和針だから針孔もとても小さいが、裾纏りなどとても綺麗に仕上がって気持ちがいい。

      
      
      
posted by ふきのとう at 13:54| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月20日

木曽みやげ

                お六ぐし
        もしかすると父との想い出は母よりも濃いかも知れない。
        母から受けた愛は、受ける私も当然のことと受け止め
        父との様々な出来事や恩愛は特別なものと受け止めていたのであろうと思う。

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        この「お六ぐし」は木曽へ旅した父のお土産の1つだ。優に60年は過ぎている。
        昨夜NHKのBS番組で取り上げた「お六ぐし」、確か和箪笥の小引出しの奥に
        眠っていることを思い出し、今朝、抽斗から取り出してみた。
        箱と謂れ書きにはシミがあるものの、櫛は綺麗だ。
        材質は黄楊だと思い込んでいたが、峰榛(ミネバリ)の木だとテレビでも言い
        謂れ書きにもそのことが記されている。布製の鞘に収まっているものは携帯用だと思う。

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        花冷えや使はずに古るお六ぐし    ふきのとう

        折角だから引出しに仕舞はずに使ってみようと思う。

        *「花冷え」では季語がずれるが、若葉雨、青時雨、五月雨、夕凪、月涼し色々あって
         花冷えにした。
posted by ふきのとう at 18:25| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

雨、本降り

                被災地の事を思うと.....
       「雨の日は落ち着いて嫌いではない」とブログにも何度も記したが
       此度の熊本の被災した皆さんの事を思うと憂いも少しある雨の日
       ニュースでは現地の雨上がったと聞くのでホッとする。

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       入学祝のお返しに嫁から届いた紅茶とお菓子、紅茶係はいつも夫だか
       本日は私が。サクランボのflavortea、正しく季節の味と香りだ。
       メレンゲ風のお菓子と良く合ってとても美味しい!

       崩れやすき茶菓のメレンゲ春の雨     ふきのとう
posted by ふきのとう at 10:10| Comment(2) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする