2016年04月14日

明治村吟行句会

               喫茶「風待ち」で
        雨模様だがじっくり句会をするには持って来いの日柄だ。
        「風待ち」に午前9時集合、予定通りの句会が開始された。
        当日、都合で出席出来なかった1人も加わり7人での句会、持ち句は10句。
        自身をを言えば時間をかけたが、思うようには纏まらなかった。

        絵踏みなき春や明治の大聖堂      みのる
        花冷えや声の詰まりし懺悔室      よしこ
        花人となりて城下を一巡り       ちょこ
        対岸の湧きたつ花の白さかな      ひとこと
        守りたる畑一枚や畦青む        ひろこ
        呉服座の奈落に残る寒さかな      みちこ
        桜東風櫓太鼓の幣ゆらす        ふきのとう
             各自の高得点、互選のまま

             自身の投句
        玄関に猫のくぐり戸春うらら
        平成の鶯鳴くよ明治村
        父母の世を身近に花の明治村
        風ひかる石の館に木の小窓
        監房の窓一枚のさくらかな
        春光一閃在りし日の春団治
             以上得点を得た句
       
        漱石の猫に目見えし春の昼
        尖塔のクルス輝く花の昼
        新樹光聖ザビエルの十字架に
             以上無点句

        吟行に行かなかった人にも易く理解され臨場感の持てる句
        一句独立が私の目標だか、拘りすぎも良くないようだ。

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             今庭の白山吹が綺麗に咲いている。
        
        

        
    
posted by ふきのとう at 09:24| Comment(2) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月12日

ラナンキュラス

                  思いがけず
        夫が「知らないお客さんだよ」と電話中の私を呼びに来た。
        道端で会えば挨拶し、温かいとか寒いなどと言葉を交わす間柄の人だった。
        私の家からお宅も見えるが隣組でもないし、厳密に言えば地名も違う。
        「この間褒めてくれたので、よかったら飾って」と言って沢山のラナンキュラスを
        持って来てくれたのだった。庭の草取りをしていて私の声を聴いたのだと言う。
        そう先日、自転車で通った時「うわーっ綺麗!ラナンキュラスだ!」と、つい大声で叫んで
        暫く眺めたのだった。区画整理で残った細長い畑に見事に咲いていた。
        以前鉢に植えて楽しもうとしたが失敗したことを話すと「鉢じゃ良く育たないし
        とても肥料食いなの」と。これからこの花を持って墓参りに行くという。
        それにしてもこんなに沢山!嬉しく頂いたのだった。

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        花の名に多きラテン語金鳳花    ふきのとう
       
posted by ふきのとう at 08:44| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月09日

花、花、花

                  追いかけて桜
        ついこの間までは同じ郡内であった町の桜を追いかけて小さな花狩をした。

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        最初に尋ねたのは牛代のミズメ桜、満開を少し過ぎていると見えたが散る花は見当たらない。
        ただでさえ上手くないカメラ、電線が邪魔して上手く撮れないのだ。まして逆光でもある。
        スケッチであれば、都合よく電線は描かなければ良いのだが写真となるとそうもゆかない。

       そし久円寺の枝垂桜「寿永の桜」へと川沿いの道をひた走る。
        目的地の寺の駐車場に車を止めると、草取りをしている老婦人が
        「よくお出でましたこと、折角ですのに散り始めてしまって」......と
        申し訳なさそうに声をかけてくれた。
        「ありがとうございます。花も良いですけれど葉桜もまた風情が有りますから」と言うと
        「さようでございますか、それなら良いですけれど」と。
        辺りに散り敷いている落花が盛りの見事さを想像させてくれるのだった。

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         DSCF2369.JPG                                                                                            
                                  
        境内でお弁当を買い、お茶を頂きながら昼食を済ませた。
        筍と蕨の煮物、あまりの美味しさに家に持ち帰る分を買う。

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        そして前回休店で振られてしまった喫茶「ひぐらし」へ。
        夫は地場産の紅茶、私は地場産の炭火で炒ったという珈琲と柚子のチーズケーキを頂く。
        珈琲もチーズケーキも申し分のない美味しさ、要らないと言った夫にケーキの
        半分を食べられてしまったので、チーズケーキ2つを持ち帰ることに。

        久円寺の隣に暮らしているという先程の老婦人、何とも丁寧な言葉遣いだ。
        今住む家の向かいから嫁に来たので「大海知らずでございます」と言はれた。
        「大海も良い事ばかりじゃないですよ、見なくてもて良いものまで見てしまいますもの」
        と答えると「そうでございましょうか」と。
  
        咲く花の別けてもみずめ桜かな       ふきのとう
        深山の開くさくらや散るさくら        ふきのとう
        その幹に未来託してさくら散る       ふきのとう
        葉桜となりし樹影の広さかな        ふきのとう
        初つばめ空を狭めし山幾つ         ふきのとう

                句帳のまま
        

        
      

        
  
        
        
        
        
        
posted by ふきのとう at 16:38| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする