2016年04月09日

花、花、花

                  追いかけて桜
        ついこの間までは同じ郡内であった町の桜を追いかけて小さな花狩をした。

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        最初に尋ねたのは牛代のミズメ桜、満開を少し過ぎていると見えたが散る花は見当たらない。
        ただでさえ上手くないカメラ、電線が邪魔して上手く撮れないのだ。まして逆光でもある。
        スケッチであれば、都合よく電線は描かなければ良いのだが写真となるとそうもゆかない。

       そし久円寺の枝垂桜「寿永の桜」へと川沿いの道をひた走る。
        目的地の寺の駐車場に車を止めると、草取りをしている老婦人が
        「よくお出でましたこと、折角ですのに散り始めてしまって」......と
        申し訳なさそうに声をかけてくれた。
        「ありがとうございます。花も良いですけれど葉桜もまた風情が有りますから」と言うと
        「さようでございますか、それなら良いですけれど」と。
        辺りに散り敷いている落花が盛りの見事さを想像させてくれるのだった。

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        境内でお弁当を買い、お茶を頂きながら昼食を済ませた。
        筍と蕨の煮物、あまりの美味しさに家に持ち帰る分を買う。

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        そして前回休店で振られてしまった喫茶「ひぐらし」へ。
        夫は地場産の紅茶、私は地場産の炭火で炒ったという珈琲と柚子のチーズケーキを頂く。
        珈琲もチーズケーキも申し分のない美味しさ、要らないと言った夫にケーキの
        半分を食べられてしまったので、チーズケーキ2つを持ち帰ることに。

        久円寺の隣に暮らしているという先程の老婦人、何とも丁寧な言葉遣いだ。
        今住む家の向かいから嫁に来たので「大海知らずでございます」と言はれた。
        「大海も良い事ばかりじゃないですよ、見なくてもて良いものまで見てしまいますもの」
        と答えると「そうでございましょうか」と。
  
        咲く花の別けてもみずめ桜かな       ふきのとう
        深山の開くさくらや散るさくら        ふきのとう
        その幹に未来託してさくら散る       ふきのとう
        葉桜となりし樹影の広さかな        ふきのとう
        初つばめ空を狭めし山幾つ         ふきのとう

                句帳のまま
        

        
      

        
  
        
        
        
        
        
posted by ふきのとう at 16:38| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする