2016年04月20日

木曽みやげ

                お六ぐし
        もしかすると父との想い出は母よりも濃いかも知れない。
        母から受けた愛は、受ける私も当然のことと受け止め
        父との様々な出来事や恩愛は特別なものと受け止めていたのであろうと思う。

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        この「お六ぐし」は木曽へ旅した父のお土産の1つだ。優に60年は過ぎている。
        昨夜NHKのBS番組で取り上げた「お六ぐし」、確か和箪笥の小引出しの奥に
        眠っていることを思い出し、今朝、抽斗から取り出してみた。
        箱と謂れ書きにはシミがあるものの、櫛は綺麗だ。
        材質は黄楊だと思い込んでいたが、峰榛(ミネバリ)の木だとテレビでも言い
        謂れ書きにもそのことが記されている。布製の鞘に収まっているものは携帯用だと思う。

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        花冷えや使はずに古るお六ぐし    ふきのとう

        折角だから引出しに仕舞はずに使ってみようと思う。

        *「花冷え」では季語がずれるが、若葉雨、青時雨、五月雨、夕凪、月涼し色々あって
         花冷えにした。
posted by ふきのとう at 18:25| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする