2016年09月26日

情あらば伝えてよ...ふきのとう

              秋刀魚苦いか塩っぱいか
      親しくしている農業青年から新鮮な酢橘を頂いた。

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      さあ!秋刀魚を買わなくては!

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       秋刀魚と酢橘との組み合わせは、日ごろ食べている焼魚と檸檬の比ではない。
       香りと言い、その酢橘の緑が秋刀魚の焼き色を引き立たせ、新鮮な酸味と相俟って美味。

       佐藤春夫の一文に「青き蜜柑の酸を滴らせて食べる」とあるが(記憶が定かであれば)
       青い蜜柑が即ち「酢橘」であるか、事実は知らない。  
       彼の故郷は和歌山県だから、酢橘とは限らない。完熟に至らない青蜜柑であったかも知れない。
       頂いた酢橘は徳島県産、そして私は「あはれ、秋よ...」などと言う心境には至っていない。
       秋刀魚の詩の中の主人公の夫の様にのように、家庭を顧みない夫ではない.....。
       食べ終えた皿の美しい事、猫にも負けてはいないのだった。
       この上もない自画自賛である。
      
       秋刀魚食ぶ骨美しく妻の皿       ふきのとう
posted by ふきのとう at 08:57| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする