2017年02月27日

卒業式の歌

                四方の山々.....
DSCF3529.JPG

   1 全員  四方の山々霞つつ花咲く春の返り来ぬ
    卒業生 おおこの春に巡り会い今日の誉をになへるは
         これぞ師の恩友の助けいつの世にかは忘るべき
         行く手遥けきつづら折り如何に険しくさかしとも
         教え身にしめ一筋に登り極めん国の為
    在校生 学びの窓の雪蛍集めし功今日なりて
          輝く玉の桂をば手折る君こそめでたけれ
   卒業生   今日を限りの別れかと思えばいとど名残惜し
   在校生   然はあれ栄えあるこの門出祝はざらめや勇ましく
   卒業生   さらばよ
   在校生   さらば
教師父兄全生徒  いざさらば

         この教育勅語めいた歌詞の卒業式の歌は私の母校(小学校)の卒業式の歌だった。
         卒業生と在校生の掛け合いで歌うこの歌を小1から5年生までは在校生として、
         6年生では卒業生として歌ったのだった。
         知人である福岡在住の先輩から昨日電話があり、歌詞を教書いて送ってくれというので
         私なりに書いては見たが6年生は兎も角、1年生には難解な歌詞だ。
         記憶をたどれば歌詞の意味など解せず、只々諳んじて歌ったように思う。

         以上が昨日までの事、今日、調べて見たら、何と!浜松師範学校の卒業式の歌と
         判明、然もありなん、当時、近隣の教師の中には浜松師範出の教師が多くいたことも解った。
 
         上記の歌は4拍子(記憶では)、後にラジオで聴いた「仰げば尊し」の6拍子が
         とても新鮮で、あの哀調がとてもスマートに聞こえた。
         「都会の学校ではお洒落な卒業歌を歌うものだなー」と、子供心に思った。
         さて、皆さんはどんな卒業歌を歌ったのだろうか。
   
         その憧れの卒業歌、中学校の卒業式には歌うことになったのだった。
         音楽大学を卒業したばかりの美貌の新教師の指揮のもとに。

         繰り返す堂をもれくる卒業歌     ふきのとう

    *    私の記憶により当てた文字と歌詞は本歌と多少の違いがあることをご了承いただきたい。

         https://www.youtube.com/watch?v=hZvh96YZxgc&feature=youtu.be

          更に詳しく調べますと音源が残されており、国立横浜大学付属鎌倉中学校の
         卒業式で合唱されていました。残念ながら私の母校では現在は歌われてはいません。
         70年も昔の事だから当然と言えば当然だが、脈々と歌い継がれている学校もあるのです。
         お暇の折に是非お聴きくださいまして。お付き合いありがとうございました。
posted by ふきのとう at 09:24| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
掛け合いで歌うという形式が珍しいですね。「仰げば尊し」はしみじみとしたいい歌でしたが、近頃はどこの学校でも歌わないようですね。私は勿論「仰げば尊し」の時代です。特定な子どもが送辞や答辞を述べるという形もなくなって、平等性や子ども主体が強調されるようになったのはいいことだと思います。
Posted by octpus11 at 2017年02月28日 07:45
なんと、この難しい歌を小学生が歌っていたとは・・
先生たちの師範学校への思いもあったのでしょう。

今の私にも難解です。
でも、思い出としては良いですね。二宮金次郎の像に合う雰囲気。
「蛍の光」「仰げば尊し」で小中高校まで過ごしました。
小中高と、卒業した地が違っても同じでした。
Posted by KUMI at 2017年02月28日 09:39
octpusさん
今年中学校を卒業する娘の子供の学校でもアンジェラアキ作詞曲の手紙、「拝啓15の君へ」を歌うようです。
時代でしょうか?
平等は確かに良いことなのですが、不平等の手立てを持たない子も多いですね。
孫を通じて思う事は、上昇志向が強い割には他力本願が目立ちます。
Posted by ふきのとう at 2017年02月28日 19:36
kumiさん
歌っている時は何の疑問も持たず、只々間違えないようにと懸命でした。
この歌詞の難しさに気付いたのは後年になってからの事でした。
大袈裟に言えば戦地へ出征する兵隊さんを見送るような.....。

教師に叱られた事を親が知れば、「そんなご迷惑を先生に掛けたなんて!」と
家に帰ってまでも叱られた、懐かしい時代です。
親も子も先生を信頼していた良い時代でした。
Posted by ふきのとう at 2017年02月28日 19:44
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