2017年03月05日

うぐゐす餅

            町の雨鶯餅はもう出たか 富安風生
        
        DSCF3531.JPG

        近くに和菓子屋も無く、和洋菓子を扱う大きな店も
        みたらし団子や、栗饅頭、あとは棹ものの和菓子ばかりで
        練り切りや求肥の和菓子は前もって予約せねばならない。
        隣町には和菓子屋があり、小ぶりだが値段も安く、色々の季節の和菓子が店頭に並んでいる。
        餡について言へば基本的には粒餡派だが、鶯餅に限って言えへば漉し餡が好きだ。
        柔らかな求肥と黄な粉には粒餡よりも漉し餡のほうが合うように思う。
        他に大好きな「京鹿の子」と「黄味しぐれ」の六つを買ったのだが
        不意の来客があり、結局は鶯餅にしか縁が無かったのだった。
        
        春の雨黄な粉に皿のよごれたる      ふきのとう
posted by ふきのとう at 19:29| Comment(10) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日の一句は一段といいですね。艷やかな春の雨と薄っすらと黄な粉によごれた皿。少し湿った空気すら感じさせて、くっきりとした絵になりました。なかなかこんな句は出来そうにありません。
Posted by octpus11 at 2017年03月05日 21:09
洋菓子より和菓子の方が落ち着く年代になりました
大好きなのが食べられなくて残念でしたネ
でもお楽しみは次にとっておかれたら

鶯餅のきな粉今の時期「花粉」を想像してしまいます(涙)
Posted by 助っ人“恵” at 2017年03月05日 22:09
こんばんは。
鶯餅、春の和菓子ですね。
しばらくすると桜が咲いて、次は桜餅ですね。
私も粒餡が好きですが、それぞれのお菓子に合った餡があるのでしょうね。
鶯の初鳴きが楽しみな季節になりました。
Posted by みちくさ at 2017年03月06日 22:42
確かに、うぐいす餅と桜餅は漉し餡が良いかもしれませんね。
私も普段は粒餡派です。でも時々、漉し餡の最中が食べたくなります。
うぐいす餅、明日は出かけることがあるので、買ってきましょう。
近所に和菓子の美味しいお店がないのは同じです。
Posted by KUMI at 2017年03月06日 23:53
octpusさん
お褒め頂いて有難うございます。
「よごれ」と言う言葉が気にはなるのですが
他に言葉が見つからずでした。
これから様々な和菓子が楽しめますね。
Posted by ふきのとう at 2017年03月07日 14:07
助っ人“恵”さん
和菓子はその形、命名された菓子のの前など
様々な楽しみ方がありますね。
鹿の子餅、残念でしたが通年でありますので又の楽しみです。

黄な粉、そのような連想もあるのですね、理解いたしました。
Posted by ふきのとう at 2017年03月07日 14:10
みちくささん
今日は強風が吹き荒れていますが、目に映る野良の風景は
確実に春を感じることが出来ます。
季節に合った食べ物は口福?なことですね。
Posted by ふきのとう at 2017年03月07日 14:14
kumiさん
この後、桜餅、練り切りの牡丹や落し文、そして
夏の水無月、葛餅と知っているだけでも季節の和菓子が
めじろ押しですね。

私も明日は、吟行で伊豆に出掛けますので桜餅を今から
楽しみにしています。
Posted by ふきのとう at 2017年03月07日 14:19
私見ですが「よごれ」という典雅でない俗な言葉が俳句らしくていいのではないかと思います。
Posted by octpus11 at 2017年03月08日 08:09
octpusさん
ご指南嬉しく受け止めました。
仰るように「典雅」な言葉は、時として過分な言葉となり
俳味を失うことがありますね。
掲句は「よごれ」で通す自信が付きました。
有難うございました。
Posted by ふきのとう at 2017年03月09日 13:16
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