2017年07月02日

花筏

               新前が老練に
      朝起きていの一番にヤマボウシの木の下に行って見る。
      「おお!ハナイカダの実が色付いている!」と言っても実は艶やかな黒色だ。
      はじめの青い実は新前、熟してからの黒色は老練の船頭と言う事だろう。
      昨年も沢山の実をつけてくれて切り花にして楽しんだ。
      自分の家にも植えたいという句友2人に株分けをしたため、今年は花も実も少ない。
      この株分けが至極困難で、雌雄異株だから花が咲かなければ雌雄の区別が難しい。
      かなりの大株だったが、雌雄の株を2人分に分けたから、本家も大そう貧弱になってしまった。

              5月25日現在
      DSCF3977-thumbnail2.jpg

               そして今朝
      DSCN0144.JPG

      桜の花が散り始め、池や小川にかたまって流れる様を筏に見立てて「花筏」と言うが
      この緑の葉を筏に、黒い実を船頭と見立てた、日本人ならではの 風雅な名前だ。
      別称を「ヨメノナミダ」と言うらしいが、この艶やかな黒い実を涙と見立てるならば
      幾星霜、苦労を背負った嫁の涙に違いない。

         吾に嫁といはれし時代花筏        ふきのとう

      
posted by ふきのとう at 15:55| Comment(7) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっとたどり着けました。
同じ県人でしたね。
素敵な写真と文章、俳句のブログですね。

ふきのとうさんのお上手な句に比べたら拙句など恥ずかしい限りです。
師にもついていない独学なので出鱈目ですよね。
でも自分の心のままに句作りができたらいいなと思って毎日書いています。

これからもよろしくお願いします
Posted by あずき at 2017年07月03日 06:10
自然というのは不思議な進化をするものですね。花筏がこういう変わった形状を持ったというのも、何か意味のあることに違いありません。それにしても黒黒と色づいたのは初めて見ました。面白いものを見せていただきました。
Posted by octpus11 at 2017年07月03日 06:15
あずきさん
まあ!同じ県にお住まいとは存知ませんでした。
とても良い句をお作りではありませんか。
独学とは大したものです。

プログのお友達に刺激されてブログを書く時、即吟が多いですが
なるべく一句考えることにしています。

こちらこそどうぞよろしく。
Posted by ふきのとう at 2017年07月03日 14:18
octpusさん
ハンイカダの木は好きな花木の代表格です。
落葉低木ですので他の植物の邪魔にもならず、楽しめます。
この木の名前は優雅ですが、アズサの木の別称の様に
ヨグソノミネバリ(夜糞峰榛)草花ではママコノシリヌグイ
ヘクソカズラ、ハキダメギク等々、命名した植物学者を恨みたくなるような
命名をされた者も多いですね。
Posted by ふきのとう at 2017年07月03日 14:33
俳句をなさっているんですね。 いろいろな植物の名前をご存じで、聞いていて 楽しいです。
 聞くだけで 忘れるほうは 天才ですが、珍しい名前があるものですね。
俳句 お上手ですね。
情景が目に浮かびます。 
 自分史という面も持っていますよね。

・・あずきさんも 俳句をなさっているようで。
読んでみたいです。
Posted by はごろも at 2017年07月04日 17:30
よくよく見ると 葉っぱに張り付いているのですか?
 イボ見たいに?
・・・いぼとは 折角の風流さが 消えてしまいますね。
  ごめんなさい。
ここへは 直行で来られました。
Posted by はごろも at 2017年07月05日 16:56
はごろもさん
この植物、花も葉の中心に咲くのですよ。
この植物を見立てた季節の和菓子もありますね。
実際に目にしますととても風雅で趣のある植物です。

お目に止めて頂いて有難うございます。
Posted by ふきのとう at 2017年07月05日 17:53
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