2017年07月06日

鉄の風鈴

                亡兄の形見
      台風も被害なく過ぎ去り、今日は青空も覗いて正しく梅雨の晴れ間。
      未だ台風の渦中にある皆さんの無事を祈るのみだ。

      毎年7月1日に出していた風鈴、忘れていたわけではないが、今年は今日になってしまった。

      DSCN0152.JPG

      この南部鉄の風鈴は今は亡き夫の兄が、この家を建てた時に送ってくれたものだ。
      今は見慣れてしまったが、家紋入りの風鈴でその風情にも存在感がある。
      その義兄も疾うに鬼籍に入り、形見の風鈴となってしまった。

      風鈴の舌に書かれし万葉歌  ふきのとう

      DSCN0148.JPG

      今月の日捲り、日捲りから我が家への暑中見舞いだ。「ああ、夏が来た」と毎年思う瞬間。
posted by ふきのとう at 13:30| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんと、風格ある南部風鈴ですね。
澄んだ音が聞こえてきそうです。
風鈴は使えない集合住宅住まいは侘しいものです。
硝子の江戸風鈴よりも、南部風鈴の方が音が凛としています。
いつも吟行で行く民家園の軒に、小さな南部風鈴が幾つも吊られています。
その縁側に座っていると、半世紀を遡った気分になれるのですが・・
今月末の例月の句会は、別の場所になりました。ちょっぴり残念な気分です。
Posted by KUMI at 2017年07月06日 16:43
本当に 風格のある 風鈴ですこと。
 くみさんのおっしゃるように私も南部鉄の風鈴の音が好きです。
 ガラスも かわいい音ですけど。

風鈴のシタ? 短冊が 長持ちしないんですよ、私の住む地方は。  
風が 強くって。
    
俳句ね〜?   難しいですね。
Posted by 羽衣 at 2017年07月06日 17:18
風鈴、出し忘れていました。早速明日にでも出しましょう。もっとも我が家のは同じ鋳物製でも可愛らしいものですが。
Posted by octpus11 at 2017年07月06日 20:46
南部鉄風鈴ですね。
立派な風鈴で、、どんな音色かきいてみたいです。
母のは釣鐘式のもっと小さいものでした。

俳句も良いですね。
”万葉歌”が効いていてふきのとうさんの平かな心情が伝わってきます。


Posted by あずき at 2017年07月07日 06:21
kumiさん
確かに音は澄んで響き耳触りもとても良いのですが
ガラス製の風鈴に目慣れていましたので、初めは馴染めませんでした。
年齢と共に慣れてきて、義兄亡き今は大切に将と思っています。

私はベランダの軒に吊るしていますが、風鈴はやはり
縁側のある軒下に吊るすのが、何と言っても風情がありますね。
Posted by ふきのとう at 2017年07月07日 08:17
はごろもさん
短冊の部分を「舌」ぜつと言うらしいですね。
そうそう、毎年手製のものを付け替えています。

ご多分に漏れず、当地も風は強いですよ!
この舌はお気に入りの洋菓子屋さんの包装紙を貼りました。
Posted by ふきのとう at 2017年07月07日 08:23
octpusさん
忍に吊るした江戸風鈴などが、風情もあり
俳句には持ってこいでしょうね。

田んぼの中の一軒家ですので、強風に煽られて
烈しく鳴り響いても家人以外に苦情がくることは無いのです。
Posted by ふきのとう at 2017年07月07日 08:27
あずきさん
そう、45年前に我が家に届きました時の短冊には万葉歌ではなく
<かにかくに渋民村は恋しかりおもひでの山おもひでの川>
啄木の一首が書かれていました。
義兄は啄木の百首をいつも諳んじていました。
Posted by ふきのとう at 2017年07月07日 08:42
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