2017年08月13日

キツネノカミソリ

         今朝気付く
       夫の朝食を済ませ、ふと庭の片隅に眼が届くとキツネノカミソリが咲いているではないか。
       早くも咲き終はったものもあるがこれから咲くものもあるのだった。

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       山中に生えて、花後に出る葉が剃刀に似ていることがこの花の名の由縁らしい。
       この葉で顔を剃り、木の実を砕いて化粧をするキツネを想像するに余りある御伽の世界だ。
       ふと、何年も前の結社の記念大会が甦る。
       偶然中の偶然!結社の賞「石川桂郎賞」を頂いた時、師の随筆「剃刀日記」の朗読が披露された。
       結社に属し、劇団にも属する女優の朗読だったから見事であった。
       死者の剃刀や、大金持ちの娘さんの嫁入り前夜の剃刀など、天鵞絨の声での朗読は
       身震いを持って聴いたのだった。
       師系から言えば私たちは孫弟子かも知れぬ。そう、恩師、神蔵器師をしのぶ会からの知らせもあり
       万障繰り合わせることが出来たら出席したいと思っている。

          母と子の影絵の狐夜の秋      ふきのとう 

       

      
posted by ふきのとう at 08:47| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
神蔵器さんお亡くなりになったのですか。
好きな俳人でした。
こころからご冥福をお祈り申し上げます。

ふきのとうさんの御句良いですね。
夜の秋の情趣がよく出ていて素敵です。
Posted by あずき at 2017年08月13日 10:56
私、咲く時期を間違えていました。
去年、なぜか7月の終わりに咲いていたので、今年もその時期に見に行き・・
まだ早かったのですね。
ふきのとうさんのお宅に咲くおですから、今頃林に咲いているはず。
自生している林へ行ってみます。
でも明日はお出かけ・・明後日で間に合うかしら?

林の暗がりに咲いていると、本当に妖気を感じる花です。
Posted by KUMI at 2017年08月13日 16:57
あずきさん
器先生は師弟愛も強くとてもお優しい方でした。
九州、北海道などの会員もいらっしゃいましたが
東京句会に出席する会員の中では私が一番遠距離の会員でしたので
手塩にかけて下さったように思います。
失礼な言い方が許されるとしましたら、親しい身内を
失ったような気持ちです。
Posted by ふきのとう at 2017年08月14日 11:41
kumiさん
彼岸花もそうですが、この花も気付かないうちに咲いているのです。
是非林に咲く美しいキツネノカミソリの写真を。
楽しみにしています。
Posted by ふきのとう at 2017年08月14日 11:44
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