2017年05月09日

山法師

                季節到来
       庭の山法師の花が開きはじめ大好きな季節の到来だ。
       筍、蕗、豌豆、蚕豆、新じゃが芋と好物もあげればきりもなくある。
       蚕豆を当地ではがん豆と呼ぶが、歴とした共通語らしく雁豆の字を宛る。
       どうやら雁の帰る頃に収穫できるからこの字を宛てたようだ。
       この辺りも殆ど麦畑を見ることは無いが、子供の時分大抵の農家は裏作として麦を作付していた。
       そして麦藁の中にがん豆を莢ごと入れて火をつけると、莢に焦げ目がつき
       莢の中のがん豆が良い塩梅に蒸し焼き状態になり、おやつ代わりに良く食べたものだ。
       そう言へば麦刈りの頃、帰雁も良く目にしたものだった。

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       小指ほどの太さの苗を植えてから35年あまり、今では我が家のシンボルツリーとなった。
       近くで見れば花と解るが、遠目には未だその影は薄く、山法師とは思えない。

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       山法師花の初めのうすみどり     ふきのとう
       山法師咲き初む花の早みどりに    ふきのとう

       
posted by ふきのとう at 10:07| Comment(7) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月04日

我が町逍遥

              林泉寺、小山城、そして万代の池
        約束時間より早めに句友たちがやって来て、早めの出発となった。
        私と同齢2人、3歳上1人の4人の吟行の始まりだ。
        先づ林泉寺の長藤と今日の主要の十王堂へ向かう。
        句友の1人が仏像に造詣が深く、先日見た時よりも念入りに拝観。
        そして小山城へ。何時でも行けると思っているため、とんとご無沙汰
        展示物も増えて以前よりも充実感を得た。句友同士なので捉えどころも
        共通していて時間をかけて鑑賞、天守閣に登って家の在る方角を見る。

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        天守台から見下ろした2つの風景、このどこかに我が家があるはずだ。
        以前ここに備え付けてある遠眼鏡から眼下を見下ろした知人の1人が
        「お宅のご主人が縁先で爪を切っているのが見えた」と
        まことしやかに言った言葉が今も仲間内で伝説になっている。
        その実良く見えるので、句友たちも驚いていた。 城を下り、能満寺の蘇鉄を見る。

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        この蘇鉄、駿府の家康に所望され、寺から駿府城に移したところ、毎晩のように
        「お寺に帰りたい」と泣く蘇鉄を哀れに思い、ここ能満寺に帰されたと言う伝説がある。
        「泣いた蘇鉄」として夙に有名な、日本三大蘇鉄の1つだ。
    
        そして、町の天然記念物の「萬年家の皐月」へ、残念な事に季節が早すぎて咲いてはいない。
        それではと、私のとっときの場所、万代の池を案内した。

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        この近くに生家の茶畑があり、子供の時分はこの池の周りで、花を摘んだり
        沢蟹を捕ったりして日の暮れるまで遊んだものだ。私の句の中の「隠沼」の原点の池だ。
        近くに茶畑が有ったからこそ知っているが、この池の存在は知らない人の方が多い。
        夏鶯が盛んに鳴き、山藤も湖面に枝垂れ咲き、改めて美しいと思った。
        主要の十王堂よりもこの池が一番良かったと皆口々に言ってくれた。
        昼食の鰻重も申し分の無い美味しさ、充実の小吟行となった。

        隠沼の水尾のふたすじ残り鴨     ふきのとう
        
posted by ふきのとう at 09:48| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月01日

俳句4人倶楽部

               十王堂
       町内に長藤で有名な寺がある。一昨日、買い物帰りにほんの少しの時間寄って見た。
       未だ藤の丈も短く、蕾も多く残っている。

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       本堂脇にある十王堂も覗いてみた。藤の花は毎年見ているが
       十王堂には俳句を始めてからは今日が初めてのこと。

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       十王の業の秤に春の塵   ふきのとう
       わたくしに罪の幾つや諸喝采  ふきのとう

       句友達も藤の寺としては周知なのだが、十王堂の在る事は知らず
       急遽明日出掛けて来ると言う。   楽しみ、楽しみ。

       句会に行く時の何時ものお弁当、有り合わせだからいとも簡単!
       夫も文句は言はない。(怖くてとても言えません...影の声)

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posted by ふきのとう at 21:43| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする