2017年12月16日

名残の杜鵑草

                  供花...
      朝起きて先ず湯飲み一杯の白湯を飲むのは我が家の習慣になっている。
      夫に一杯、私も一杯の白湯を飲んで狭い庭を一巡、供花を探す。
      雑木ばかりで花壇の無い庭だから花は無いも同然だが、終の杜鵑草と
      山茶花に椿を切る。

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      仏壇を始め遺影にも花を供える、立派な仏壇であれば花やさんで
      それなりの供花を選べばよいのだが、一束でも余してしまうので買うことはしない。

      「え、えっ!なぁ〜にぃ〜、また写真が増えてる!」娘が部活が休みとだと言って
      高校生の息子と見舞ってくれての第一声!「いいんじゃないぴっびが気が済むなら」
      さすがに男子高校生は落ち着いている。

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      「だから言っただろ!生きている時にだいじにしてって!」と夫の声がする。

      そう「ぴっぴ」とは破天荒な主人公「長くつ下のぴっぴ」から取った私の別称。
      娘と同居のあちらの祖母は因みに「あーちゃんまたはとこちゃん」幼稚園、小学校時代
      担任教師から「ぴっぴ、あーちゃんてどのような関係ですか?」と担任が変る度に
      問われ、ご迷惑をお掛けしたようだ。
      それは兎も角、私も夫の写真が少し多すぎるようにも思っているが、娘には
      「未だまだ、シリーズが続くのよ!」と答えて、呆れられたのだった。

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      やがては咲き終わる椿のことも考えて、狭い庭ではあるが夫好みの花を育てよう。            
         椿一輪二輪三輪供花とせむ  ふきのとう
      

   
posted by ふきのとう at 10:46| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

暖かな部屋で

               セーターのリフォーム
     以前娘が使っていた二階にある部屋は陽が出てさえいれば北風が強い日も、室温24℃と
     なるほど暖かい。20数年間、飽きもせず着ているこのセーター、50歳代は灰色をを着ても
     そうそう婆さんには見えなかったのだが、ここまで高齢になると灰色はいっそう年齢に拍車が
     かかるような気がする。素材がカシミヤだから温かいし、未だまだ活躍できる状態だから、
     少し手を加えてみた。ヨークの部分が一部リブ編みになっているので裏目の部分に刺繍糸で
     チェーンダイニングステッチにグラデーションを付けて刺してみた。

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     ついでに袖巾を今風に詰めて、少し長めだった袖丈も詰め、少しは新しい気分で
     着ることが出来そうだ。さて、午後はどのように過ごそうか。

        給油してミシン軽やか冬温し  ふきのとう

     
     
posted by ふきのとう at 13:15| Comment(12) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

久し振りに

               ...読書

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     まとまったことをするでもなく、ただボケッと1日の大半を過ごしている。
     心に残っても残らなくても読書でもしなくてはと思い、昨日から始めた。
     新書ではなく蔵書の読み返しだ。2冊は杉田久女に関するもの、もう1冊は
     戦犯救済に尽力した植木信吉を1人の新聞記者が纏めたものだ。
     1冊を納得のゆくまで読み返す夫とは対照的に、数冊を同時進行で読む私は
     「見れるものなら君の頭の中を見てみたい」と夫からよく言われた。
     「頭の中を見てみたい」読書に限らず異端な発想と、言動をもつ私はよくそう言われていた。
     「あ〜ら、私もあなたの頭の中がみてみたいわ」と減らず口ばかり言っていた日々が
     昨日のことのようだ。小学校に図書室が有ったか定かではないが、中学生になってからの
     図書室は宝の宝庫だった。数冊を同時進行で読む私を級友は理解できないと言ったが
     唯一担任の国語教師は認めてくれて、放課後や日曜日、居残りで図書室の雑事を手伝を
     させらた。時々「お駄賃」と称して、三省堂の国語辞書や参考書類を貰った。
     母からは「よくお礼を言って返してきなさい」と言われた。(負債の返済で金銭に余裕も
     なかったから同情されることを嫌っているのだと私なりに理解はしていた)
     「お母さん、何を気にしているんでしょうね?お母さんには言わなくていいから」と言われ
     その後も「お駄賃」はよく貰った。結婚祝いに友人達から「広辞林」を頂いたから
     教師から貰った辞書は家に置いたまま大阪に来たのだったが、ある日母から「大切な忘れ物」  
     として送られて来たのだった。
     この女教師のあだ名は「七面鳥」色白でお洒落な教師だが、怒るとこめかみの血管が浮き立ち
     ぴくぴく痙攣する、色白だけに目立つのだった。このあだ名は私たちが付けたのではなく
     入学時、先輩から受け継がれたもの。後にクラス会でこのことが話題になり「そう言えば
     あなた、〇〇先生のあだ名や悪口、絶対に言わなかったのはなぜ?、白状なさいよ!」と
     言われ、お駄賃のことには触れず「私、〇〇先生大好きだったから、ターキーって言うん
     だったら言ったかも知れないわ」と答えたら「やっぱりね...」と言われたが真意は解らない。
     教師には好かれていたから通信簿の点数に忖度が有ったかも知れないが「いやいや、実力の
     点数」だと自惚れている。この教師とはご縁があって園芸店でよく出会い、初めてお会いした時
     「〇〇さんに聞いたんだけど〇〇ちゃん、郷里に帰って来たんだってね!?」
     「はい、先生、帰って来ましたけど、出戻りじゃありません」と答えたのだった。
     こうでも言っておかないと「出戻り」の烙印を押されるに違いないと思ったから。

         矢継ぎ早に身上問はれ新教師     ふきのとう

    *「新社員」が季語だから「新教師」も季語として使えると思うが、身近な歳時記に記載はない。

     最近注意されたのだが、旧仮名遣いは今は使わない、新仮名遣いで書くようにと。
     俳句以外は新仮名でと思うのだが、長年親しんだ旧仮名は、簡単に捨てられない、
     困ったものだ。

posted by ふきのとう at 10:57| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月09日

白玉椿

            椿は供花に適さない???
      夫婦して好きで植えた椿の木が狭い庭に12本ほどある。
      早咲きの椿は9月末には咲き、その後次々と開いて、何と白玉椿まで咲いている。
      仏前にも寒菊や名残の杜鵑などの他に「椿」も供花にしているが、縁起を担げば
      椿は供花として適さないのではと思ったが「故人が好きな花なのだから」を理由に
      毎日のように椿を供花にしている。12本も有るのだからそのうちのいずれかを
      供花にすれば良いのだが、そうはいかない。花喰い鳥の代名詞のような「鵯」が日参して
      花と言う花を喰い散らかすのだ。夫に上等な花ををと思い、蕾のふくらみ具合を見て切り
      室内の温かい場所で開花させる試みをしたところ、見事に開いてくれた。

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      夫も満足してくれるだろうか?サンスクリット語のストゥーパが語源だと言う
      卒塔婆にも椿の木を用いると言うから、椿の供花も許されるに違いない。
      当地のお仏壇のテレビコマーシャルには真紅の薔薇の供花が登場するのだから
      花であれば良いのだろうが、abnormalな私も「薔薇」を供花にしたいとは思わない。

          初花の白き椿を供花とせむ   ふきのとう
         
      
      







posted by ふきのとう at 07:50| Comment(4) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

嬉しい句友の訪問

                冬枯れの万代の池
     句友と冬枯れの万代の池を吟行した。久しぶりのドライブだ。
     イノシシの出没の情報もあるので、大きな音を立てる鈴を持参する。
     果たしてイノシシに効果があるやなしや。
     前回は一面新緑であったが今は葦も枯れ一面冬の様相で、池の水は一層エメラルド色を増していた。

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     風もなく暖かな日であったが、茶畑と木々に囲まれた窪地の池の辺は
     折からの冬日が差してことのほか暖かい。池に続く茶畑には無数の猪の足跡も顕著に見られた。
     昼食は新装開店したばかりの店で「甘エビのかき揚げとろろ蕎麦」を食べる。

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     句友の骨格の堅固な吟行句に対して吟行句の苦手な私、次回の句会が楽しみである。

        寒禽の影こぼしゆく湖の上    ふきのとう
     
posted by ふきのとう at 14:00| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

所変われば

              言葉のニュアンスの違い
      8月以来外出が苦手になってしまった私の為に超結社句会のメンバーが
      我が家に来てくれて句会をする。昼食の休憩時間は、言葉遣いで話が盛り上がる。
      私の体験の「舎弟」が特に話題となった。
      「しばらく見かけないけどお宅の舎弟は元気でいるかね?」
      「ありがとう、お蔭様で元気でやってるよ」こんな会話は日常のこと。
      或る日、隣組の寄合から帰宅した夫が、神妙な顔で「お母さん!僕等とんでもない
      ところに家を建てちゃったかも知れないね!」話を良く聞くと、隣組の人の中に
      「舎弟」のいる人が数人いて、私達に土地を譲ってくれた人にも3人の舎弟がいると言う。
      「あんな純朴そうな顔をして、僕かアびっくりしちゃったよ!」 
      と言うのだった。どうやら夫の思う「舎弟」はヤクザの世界のことで、この辺りの通常
      「弟」とを指すと解していなかったのだった。「だいじょうぶ、だいじょうぶ、舎弟って
      言うのは〇〇さんの弟さんのこと、この辺の人達は弟さんのことを舎弟って言うのよ」
      私の返事でホッとしたのだった。
      舎弟は共通語だが、蜜柑=みッかん、牛蒡=ごンぼう、乞食=こンじき、甘い=あンまい
      昨日=きンのう、夕べ=ゆンべ、寒い=さンむい、と言う様に思いついただけでも
      共通語とは少し違う。
      「このみっかんはあンまいね」「ゆンべはさンむいっけね」と言うように。
      沢山の言葉が出たが「舎弟」の話は盛り上がった。ところ変われば言葉の
      使い方も変わるのだ。

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       姪が届けてくれた「銀杏飯」程よい醤油味でほんとうに美味しかった。  
      銀杏を拾い、炊き込むまでに手間暇が掛かっているだけに有り難く頂いた。

        和尚にもありし俗名ちやんちやんこ    ふきのとう

      *皆さんは平仮名の促音、拗音を書くとき「ゃ」「や」「ぁ」「あ」どちらを書きますか?
       促音を小さく書いてある歳時記もありますね。
     
     
     
posted by ふきのとう at 19:57| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

菜種オイル

                久しぶりの料理
      夫の友人の奥様が寂しい我が家に遊びに来てくれて、料理らしい料理をした。久しぶりの事である。
      圧倒的に和風料理を中心にしてきた私の珍しい、手前勝手なイタリア料理。ブルスケッタと
      言えば体裁は良いのだが所詮「もどき」ものだ。それでも「美味しい!」と言ってくれた。

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      ガーリックトーストにトッピングは、なまり節とピーマン、レタスと釜揚げシラス、アボガドと
      サーモン等々。それぞれを菜種オイルで炒め、味付けは具材に合わせて醤油、レモンソルト
      塩胡椒、マヨネーズで。
      仕上げに菜種オイルを回しかけて。今までだったら、オリーブオイルを使用するのであったが
      今回は正真正銘の花巻産のperfectな菜種オイルを使用、久しぶりに真面な料理をした。
      千切り大根と大根葉を塩胡椒し、菜種オイルで和えたものは新鮮な美味しさ、菜種オイルで炒めた
      なまり節とピーマンは私のお奨めの味、偶然私を見舞ってくれた娘も加わり3人のランチ
      久しぶりの楽しいランチタイムとなったのだった。

      残りのアボガドはエビ、ホタテのサラダにする。くりぬいた皮を器に。

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       小春日のランチタイムの白ワイン    ふきのとう

      
     
posted by ふきのとう at 17:57| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする