2017年07月23日

企業のセール

                    銅鐸
      近くに在る大手企業のセール、娘がやって来て招待状があるからと連れて行ってくれた。
      夫の面倒は高校生の男子と小5の2人がしてくれると言う。
      衣類、家具、バック、装飾品や雑貨など販売する倉庫はごった返している。
      気分転換に良いと誘われはしたものの、残念ながら状況上、購買欲が無い。
      そこで只一つ、目に付いたのが写真のミニチュアの銅鐸だった。

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      声の小さくなった夫の呼ぶ声が時に聞こえないこともあり、「そうだ、これを振ってもらおう」
      とすぐさま思った。
      左右の鰭の数も8つと縁起も良い。少し重たいかとも思ったが音色もすこぶる良く遠くまで届きそうだ。
      娘家族の誰もが「〇〇爺に相応しい」と好評だ。そして何より夫が気に入ってくれた。
      10×7cmの大きさだが、枕元に置くにはちょうど良い大きさだ。
      部活で後からやって来たもう1人の高校生と7人の夕食、久しぶりに私も通常の食事をしたのだった。

      風鐸の涼しき音に呼ばれたり       ふきのとう
      
posted by ふきのとう at 12:43| Comment(10) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月20日

梅雨上がる

                干し梅  
       待っていた梅雨明け、梅雨の間眠らせて置いた梅を干す。
       ちりめんの良い紫蘇を手に入れたので色も上々、長い間漬けていると
       時には小田原の紫蘇で染めない、梅そのものの干し上がりの色に魅力を感じ
       そうした年もあったが、おむすびや、お弁当のご飯に着いた紅色が恋しくなる。

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       例年になく潰れた梅もなく、この調子で干し上がれば申し分ない。

       梅雨明くるゐの一番に梅を干す     ふきのとう
posted by ふきのとう at 07:00| Comment(10) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

紫蘇ジュース

                午前5時15分
       早朝の庭でひとり紫蘇ジュースを飲む......。
       昨日ご近所から頂いた紫蘇でジュースを作る。久しぶりの夜なべ。
       今朝早起きして保存用を瓶詰にし、お味見。「う〜ン、いつものお味」
       初めて作った時はクエン酸を使用したが、今は醸造酢とレモン果汁を半々にしている。

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       気配に気づき起きてきた夫に勧めると、「結構いけるね」とは言うものの
       二口飲んだだけだった。
       そう、今朝はじゃが芋のポタージュを小さなカップに1杯飲んだだけだ。
       それから、人参ジュースは200cc飲んでくれて嬉しかった。

       紫蘇の葉を搾る我の手亡母の手      ふきのとう
posted by ふきのとう at 10:16| Comment(3) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月14日

青田風

                今朝の青田
        今日はプラスチック類を捨てる日、収集所まで自転車で。
        少し雲が出ているが東の空は陽も差して明るい。
        青田を吹く風も気持ち良く、どこまでも走っていけそうな気分だ。
      
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        起きて先ず南側の戸を開け、次に台所、そして玄関を開けるのが習慣。
        冬でも同じことをする。  勿論雨の日はしない。
        梅雨時は湿度も高いが、気分的には昨夜の淀んだ空気が出ていくような気がする。
        
             青田風招ずや夫の良く眠る      ふきのとう

        夫は昼寝も含めて眠る時間が増えた。

        
posted by ふきのとう at 06:55| Comment(6) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

秋海棠

                昨年より早く
       対好きな秋海棠が咲き始めた。去年よりも1ヵ月と少し早い。
       歳時記でも花の名の示すように「初秋」の季語だ。
       初秋と言うにもあまりに早すぎる。

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       <控え目の花だが、雨の日でも意外に凛とした姿を保っている。
       秋海棠といわれればなるほど海棠の花に似たところはあるが、しかし
       この名は適切を欠く。実物にふさわしいもっといい名前にかえられぬものか。>と
       飯田龍太は述べている。
       花の色はよく似ているが葉の形は全く似てはいない。確かに安易な名づけ方とも思える。
       
       今日は娘が夫を見舞ってくれて昼食を3人で食べた。いつもはトーストを1/2しか
       食べないのだが今日は1枚をしっかり食べた。 さすがにスープは少し残したが
       米茄子の田楽も美味しそうに食べてくれた。
       
       沢山の時間が有りながら、最近はあまり読書をしていない。 心身の在り様が左右するようにも思う。
       そんな時は詩集を読むのが良いと解った。(私の場合)
       月岡一治の「明日に向かう駅」この平明な詩は何度読んでも心に響く。

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       詩集よむ朝のひととき百合ひらく      ふきのとう

       
posted by ふきのとう at 17:03| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月06日

鉄の風鈴

                亡兄の形見
      台風も被害なく過ぎ去り、今日は青空も覗いて正しく梅雨の晴れ間。
      未だ台風の渦中にある皆さんの無事を祈るのみだ。

      毎年7月1日に出していた風鈴、忘れていたわけではないが、今年は今日になってしまった。

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      この南部鉄の風鈴は今は亡き夫の兄が、この家を建てた時に送ってくれたものだ。
      今は見慣れてしまったが、家紋入りの風鈴でその風情にも存在感がある。
      その義兄も疾うに鬼籍に入り、形見の風鈴となってしまった。

      風鈴の舌に書かれし万葉歌  ふきのとう

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      今月の日捲り、日捲りから我が家への暑中見舞いだ。「ああ、夏が来た」と毎年思う瞬間。
posted by ふきのとう at 13:30| Comment(8) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月02日

花筏

               新前が老練に
      朝起きていの一番にヤマボウシの木の下に行って見る。
      「おお!ハナイカダの実が色付いている!」と言っても実は艶やかな黒色だ。
      はじめの青い実は新前、熟してからの黒色は老練の船頭と言う事だろう。
      昨年も沢山の実をつけてくれて切り花にして楽しんだ。
      自分の家にも植えたいという句友2人に株分けをしたため、今年は花も実も少ない。
      この株分けが至極困難で、雌雄異株だから花が咲かなければ雌雄の区別が難しい。
      かなりの大株だったが、雌雄の株を2人分に分けたから、本家も大そう貧弱になってしまった。

              5月25日現在
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               そして今朝
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      桜の花が散り始め、池や小川にかたまって流れる様を筏に見立てて「花筏」と言うが
      この緑の葉を筏に、黒い実を船頭と見立てた、日本人ならではの 風雅な名前だ。
      別称を「ヨメノナミダ」と言うらしいが、この艶やかな黒い実を涙と見立てるならば
      幾星霜、苦労を背負った嫁の涙に違いない。

         吾に嫁といはれし時代花筏        ふきのとう

      
posted by ふきのとう at 15:55| Comment(7) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする